由緒ある東京の高級住宅街「城南五山」

由緒ある東京の高級住宅街「城南五山」

城南五山とは、JR山手線「目黒駅」から「品川駅」にかけての地域にある、かつて大名屋敷や大名出身の邸宅があった「島津山、池田山、御殿山、花房山、八ツ山」の総称です。
現在、地図などにはこれらの地名は残っていませんが、高級住宅街としてその多くが今に続いています。

島津山
旧島津公爵邸あったことが島津山の地名の由来です。
現在、同邸宅は清泉女子大学となっています。
品川区東五反田13丁目付近が相当します。

池田山
備前岡山藩の池田家の下屋敷があったことが地名の由来です。
また美智子皇后様のご実家が池田山であったことも有名です。
品川区東五反田45丁目付近に相当します。

御殿山
徳川将軍家が鷹狩の折りに休んだ品川御殿があったことがその名の由来です。
また、文久2年(1863年)に御殿山に建設中のイギリス公使館が高杉晋作らによって焼き討ちにされた「英国公使館焼き討ち事件」として御殿山は歴史にその名を残しています。
品川区北品川36丁目付近に相当します。

花房山
明治・大正期の時代の高名な外交官であった花房義質が別邸を構えたことが地名の由来です。
花房山と目黒通りを挟んで隣接している長者丸と呼ばれるエリアも閑静な住宅街として有名です。
現在の品川区上大崎3丁目付近の高台にエリアが相当します。

八ツ山
名称の由来については諸説あります。
・この地に八つの岬があったので「八ツ山」と名づけたという説
・八人の諸侯の屋敷があったので「八ツ山」と名づけたという説
・この地がかつての谷山(やつやま)村の一部だったことから谷山が「八ツ山」に転化したという説

八ツ山にはかつて岩崎家の別邸で、現在は三菱グループの施設となっている開東閣があリます。
港区高輪34丁目付近に相当します。