目黒の大鳥神社 酉の市

関東で長く続く酉の市。
歴史ある酉の市は、足立区花畑にある大鷲神社で農民の収穫祭として始められたのが起源となっています。
秋の風物詩として知られていますが、縁起物である熊手を購入することで、来年の幸せを願うといった意味で年末の風物詩としても関東では知られているお祭りです。

江戸時代から続くと言われる酉の市。
今回は、目黒区にある大鳥神社の酉の市について紹介していきたいと思います。

目黒区にある大鳥神社は目黒区内にある神社の中では、最古でありなんと創建は806年までさかのぼります。
また、最古の江戸図を見れば、江戸には9つの神社しか描かれていない事から、江戸九社の一つとしても知られている神社です。

そんな大鳥神社の酉の市は、規模的にはそんなに大きなものではありませんが、昔から地元の方々に愛されるお祭りとなっています。

また、大鳥神社の酉の市が人気なのは、名前からして、大きくとり込むとされ、沢山の福をとり込む、沢山の人をとり込むといった商売繁盛の御利益があるとされ、商売人や経営者の方々が非常に多く足を運ぶのです。

商売繁盛の御利益の他にも、火難除け、無病息災の御利益もあるとされています。

また、大鳥神社へのアクセスも非常に良く、山手線の目黒駅から徒歩で7分の場所にあるため、大変お多くの方々で賑わいます。

酉の市の最大の魅力は、熊手を購入すること。
この大鳥神社の酉の市でも沢山の熊手を売る露店が通りに並びます。
また、大鳥神社では、19時ころから神楽が行われますので、神社での奉納を収め、神楽を見て楽しんで、帰る際に熊手を購入するといった流れができているそうです。

駅を降りて、大鳥神社に向うところから、どの熊手を購入するかを決めながら歩くのも楽しみの一つになるでしょう。

そして、神楽を楽しむ方は、露店で屋台の食べ物を購入し、神楽を見ながら、食すことで充分にお祭り気分を味わう事ができると思います。

熊手を購入する際は、始めは安いものから購入し、徐々に高いものを購入するのが良いとされています。平均的には、10000円~50000円の熊手が人気の様です。

また、熊手を購入する際は、とにかく値切ってください。
値切り交渉が終わり購入する際には、最初の価格分の値段を支払います。
要は、幸せを分け合うといった意味で、売り手にも買い手にも良い、絆な買い方として知られています。

酉の市に始めて訪れた方は、初めは値切ることが難しいかもしれませんが、この際と思い、思い切り値切り交渉をして楽しんで下さいね。

また、熊手を持ち帰ると、神棚や仏壇、玄関の上などに飾ることで福を招き入れるとされています。

Photo by (c)Tomo.Yun